ヘルシーケアなはり

介護老人保健施設は1989年に医療と福祉のサービスを併せもった、病院と在宅をつなぐ中間施設として誕生しました。その考え方に共感し、在宅復帰とリハビリテーションという柱を両輪にしたヘルシーケアなはりを1991年８月に開設しました。２０００年には介護保険制度がスタートし、診療所・ヘルパーステーション・居宅支援事業所を併設して地域の中で包括的なケア体制に参画してきました。利用者様が住み慣れた地域で元気に生活できるように、チームでの取り組みを拡げています。また急激な高齢化の進むなか、安心な看取りを考える機会が増えてきました。ご本人やご家族が望まれる生き方を文字どおり最後まで一緒に考えるという役割も担っています。
折しも設立３０年を前に、私達はノーリフトケア（持ち上げない、抱え上げない、引きずらない）の考え方を学び、実践しています。利用者様にも働く職員にも身体に優しいケアの方法を学ぶことで、適切なリハビリやケアを見直し考えて実践することにつながっています。今後ますます職員一同力を合わせて進んでいきたいと考えております。